トップページ > なぜ若ハゲになる?

なぜ若ハゲになる?

■なぜ、現代の若い人にハゲが多くなったのでしょうか。
若ハゲは若年性脱毛症ともよばれています。
そもそも髪の毛が薄くなるなどの原因は、誰の体の中にもある男性ホルモンの一種<テストステロン>にあると言われています。
テストステロンというホルモンの分泌量が多ければ多い人ほど薄毛になる体質になりやすいとされています。
だからと言って、テストステロンは悪いものではなく、男性にとって必要な声変わり、筋肉の増強、体毛を濃くする、男性の本能を呼び覚ましたりするなど男性の体の形成には必要不可欠のものになります。

テストステロンは、酵素によりホルモン活性が10〜30倍も強い男性ホルモン<ジヒドロテストステロン(=DHT)>に変わり、毛の成長を妨害する働きをします。
それがハゲになる直接的な原因と考えられていますが、ジヒドロテストステロンが分泌されるからといって、必ずしも毛の成長が抑制されるわけではありません。
よって、体毛が薄い方や筋肉が少ない方でも髪が後退しないという可能性として0ではないでしょう。
また、精神的にも左右される物質で、ストレス健康状態によってもテストステロンは影響されます。

■遺伝
ハゲにおいてよく言われるのが、遺伝。
家系を見ても髪の毛が薄かったり、脱毛されていると確立としては高いと思われます。
ですが、必ずしもハゲる可能性があるわけではないのであまり気を負わず、気になるようであれば早めの対処が必要になります。

■タバコ
ニコチンは悪玉コレステロールを増やし、ごく微量の一酸化炭素を吸い込み、血管を詰まりやすくしてしまいます。
それが、髪の成長を止めてしまう危険性に繋がります。
また、テストステロンやジヒドロテストステロン(DHT)などの男性ホルモンを増進させてしまう結果もありますので対応が必要でしょう。

■パーマ
若い方に多い、パーマをかけたり、色を染めることは髪をいじめているのと同じことです。
整髪量やヘアスプレーをつけたりしてそのまま寝てしまったりするのも注意が必要です。

■帽子やカツラ
カツラやウィッグ、帽子をかぶるのは、紫外線や外的なものから守るには有効的と言えますが、汗などかいて不清潔のままにするのは危険です。
少し時間を空けて通気性を良くしたり、常にかぶっていることがないようにし、かぶり終わったらシャンプーをして清潔にすることが大切です。

■ストレス
現代社会において、ストレスはつきまといます。
神経質な性格の方だけでなく毎日精神的な悩み事などは人それぞれ度合いは違ってもあると思います。
なるべく、今あるストレスを解消し改善していくことが重要になります。

■食生活
毎日のようにコンビニや外食が多いと食生活が乱れ、健康状態だけでなく男性ホルモンまでもが崩れてしまいます。
男性ホルモンの形成がうまくいかないと必然的に髪の成長は見込めなくなってしまいます。

年を取ってからハゲるよりも、若ハゲの方が治りやすいというのはあるようです。
育毛を試すには、年齢が若い方の方が効果がでやすいと言われています。
生活習慣を見直し、育毛に取り組む方法がより効果が期待できるでしょう。