なぜ効かないのか？
Q,なぜ育毛剤など育毛法を取り組んでも効果が得られないことがあるのでしょうか。
A,それは、髪の毛や頭皮にとって大事な食事や生活習慣が乱れていると考えられているからです。
まず、髪の毛の成分は、システインやケラチンというタンパク質で主に作られています。
髪にとって大事な栄養をとるには基本的に食事が重要になってきます。
食事をおろそかにしたり、外食が多い生活ですと血液の循環や巡りが悪くなり頭皮が本来持っている活動を妨げることにつながってしまいます。
体質的に比較的太っている方がハゲやすいというデータもあります。
肉や脂っこいものは適度にし、野菜や魚などバランスの良い食事を心がけるのも髪を労わる第一歩になります。
また、子供のころの影響は強いと言えます。
成長期に食生活や生活リズムが乱れていると、髪に栄養が届いてなく、頭皮の皮脂が必要以上に分泌されてしまっている場合が考えられます。また、受験勉強や子供のころに過度なストレスを受けた出来事があった方は、髪にもトラブルをかかえてしまっている可能性があります。
ストレスを感じることにより自律神経が緊張し、頭皮の血行の循環がうまく行われず結果、若ハゲを生むことになってしまいます。ストレスを取り除くのは容易なことではありませんが、なるべく自分のストレス解消方法を見つけ、解決していくことが髪の毛の悩みも解決されるでしょう。
現代人には中々難しい適度な運動も必須です。
運動は全身の機能を高めます。
有酸素運動新陳代謝を高める運動をすることによって、血行のめぐりや新陳代謝を高め、髪に栄養を効率よく行き渡らせます。有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、スクワット等があげられます。
自転車通勤を辞めて、少し多くウォーキングすることや会社帰りにジムに行くこともおすすめします。
寝具も髪にとっては重要なアイテムです。
例えば、枕のカバーや布団シーツを何日も洗わずそのままにしている方はいるのではないでしょうか？
枕カバーやシーツが汚いままだと、育毛法を実践しても有効的とは言えません。
寝ている間は、髪の毛など体内は活発的に入れ替わりをしています。
せっかく髪の毛を洗っても寝具は不衛生だとまた、髪の毛や頭皮に負担をかけてしまっています。
また、睡眠不足などは直接的に関係がなくても生活習慣という点から見ると十分髪の毛トラブルの要因となります。
育毛剤や育毛サプリなどに頼りすぎるのではなく、体の中から改善し、髪を発毛させていきましょう。